九六フィートの高さから

それとなく落下 相対速度は限りなくゼロ

大学

郷愁と臆病

もうすぐ21になる。 ハタチになる年にこのブログを書き始めて、ハタチになるときにも記事を書いたりした。 ハタチになるのは人生においても一つの大きな区切りだし、何より「ハタチ」という言葉の持つ響きは幻想的で、幾分ファンタジーの世界に足を踏み入れ…

一回性と二回生

新学期が始まった。僕は大学二回生になった。 去年はなんだかなんにもしないまま時間が過ぎていく感覚だけが痛いほど鮮明で、自分はこんなんで大丈夫なのか?と落ち込んでいた時も多かった。 kakkoii-kakko.hatenablog.jp 自分がどんどん時間を無駄にして捨…

ラはソの次の音

今日も授業があった。今日の先生はこの一年間フランス語の文法を教えてもらっていた先生だった。専門としてはフランス思想をやっている先生で、フーコーや、ジャン・ウリという精神科医の思想を引用しながら、多様性を阻害するものについて考える授業だった…

鬼と福とのリプレイスパーティ

昨日は友人の家に泊まった。一日遅れの恵方巻きもどきを各々作って食べた。恵方も向かなければ黙りもできずに。A4コピー用紙に印刷した鬼とお多福と鈴木福のお面を各々付けてアー写を撮った。その後眠るも定期的に目が覚めてしまう。隣に眠る友人の不規則な…

通学と空白

昨年僕は大学生になった。 ここしかないかな、と思った第一志望の大学に入ることが出来、初めての大学生活というものを送っている。 受験生のときは、楽しかった。 高校は楽しかったけど、高校生としての生活はなんだか窮屈な感じがして、早く自由を手に入れ…