一回性と二回生
新学期が始まった。僕は大学二回生になった。
去年はなんだかなんにもしないまま時間が過ぎていく感覚だけが痛いほど鮮明で、自分はこんなんで大丈夫なのか?と落ち込んでいた時も多かった。
自分がどんどん時間を無駄にして捨てていってるという思いがぐるぐると頭の中を支配していた時期だった。
でもいま考えれば、その時期にぐるぐると考えていたことはいまのスタンスになっているし、高校生までの自分が全然気づいていなかったようなことをたくさん考えるようになった時期だったから、なんだ、全然無駄じゃなかったじゃん!と思えるようになった。
あとはその時の経験を活かして、面白い授業しか受けないぞという覚悟ができた。まあできるだけなんだけれど。でもそれができやすい学部に入った自分を褒めたい。
今年はもっと活動をするぞ。なんやかんやと。
まずはお勉強。
去年の後期に、社会学という学問に出会った。これがめちゃくちゃ面白いの。
社会学は、学問というよりも、ものの見方、思考法といったほうが近い気がする。目の前にある現実を、理解したり解釈したりするための道具であり武器。社会学の面白いのは、”脱領域”的なところ。研究分野が全然限定されていなくって、社会学のアイデンティティはそこではなく、その意識、社会学感覚なのだ。
だから社会学的なものの見方を使って、なんだって分析することができる。
それってすごくないですか?こんなに使える学問他にないでしょ!と思いました。
去年大ヒットした映画『君の名は。』はなぜヒットしたのか?
なぜビートルズやマイケル・ジャクソンはカリスマとなり得たのか?
なんてことも社会学的に考察することができる。というのもこれらは僕が実際に去年の講義で聞いたものだからだ。めちょくちょ面白かった。
だから今年はまず社会学を中心に、しっかり勉強していこうかなと思っています。
次は何と言っても文化的素養を深めていきたい。
音楽・映画・小説、そこに短歌も。エンタメ。文化的娯楽。
最近舞台見にいってないな。近々KAJALLA行くけど。
人生は一回きりですものね。できるだけ多くの、できるだけいいものに触れていたい。
そんなこんなで。バイト探してます。